Images of Special Phenomena

珍しい現象写真



機上から見たオーロラ・太陽のハロ現象光柱現象・天頂までのびた黄道光対日照について紹介します。

機上から見たオーロラ

1994.10.29/30

東京-シアトル間の機上から撮影したものです。翼の先の近くに輝く明るい星は、沈みかけているはくちょう座の一等星デネブです。 Canon EOS-1 EF20mm F2.8(2.8) Kodak TMZ ISO 12800 Exp. 1~5sec. Bright star near the wing is Denev in Sygnus.

太陽のハロ現象
解説図

1996.3.13

極地などでは冬季にしばしば見られるという「総合的ハロ現象」です。新潟での出現は珍しく、私にとって初めての目撃でした。以後、1997年5月にも県内で目撃しています。太陽の両はじに見られる明るい光斑はは、「幻日」として知られるものです。また、太陽から上下にのびる帯状の光の柱は「太陽柱」で、単独現象としてしばしば目撃されます。Canon EOS-1 EF20-35mmF2.8L AUTO Fuji RDPII ISO100



光柱現象

1994.3.7

地上の明るい光源がもとで、その光が上層の氷層に反射して起こる現象です。これは新潟県内で撮影したものですが、日本海側では、スキー場のナイター照明や、日本海のイカつり漁船の漁り火が原因でまれに見ることができます。 Hasselblad 205TCC 110mmF2(2.8) Fuji RSP ISO800 Exp. 1min.

天頂までのびた黄道光

1989.5

チリのラスカンパナス天文台で撮影した、見事な銀河と、銀河に突き刺さるように天頂過ぎまでのびた「黄道光」です。 Special Camera with Canon EF15mm F2.8 Fisheye Lens Fuji CH ISO800 Exp.20min



対日照

1997.7

ハワイ島山頂のマウナケア天文台で撮影した魚眼写真に写っていた「対日照」です。対日照は、太陽と全く正反対の位置-星空の中にぼんやりと円形に輝く現象で、天の川から離れた時期でないとその淡い光をとらえることができません。この写真では明るく輝く木星と天の川の間にかろうじて認めることができます。 Special Camera with Canon EF15mm F2.8 Fisheye Lens Fuji CH ISO800 Exp.20min